苔テラリウムを作りました
こんにちはお久しぶりです。
突然ですがもやしコイン(Sprouts)に触れているうちに、リアル植物とかにも興味が湧いてくるようになりました。
また趣味増やしてるよこの人
インテリアとして部屋に何か置きたい。
中でも特に、盆栽みたいにコンパクトにまとまってるものにとても心惹かれる。
けどちゃんとした盆栽を買うのはお財布に優しくない。
などと考えて色々調べているうちに見つけたのが「苔テラリウム」というもの。
ガラスの容器に土や苔を入れて小さな緑の空間を作るものだそうです。
ミニチュアのフィギュアやオブジェを飾るアレンジをしている人も。
(インスタでの検索結果↓
#苔テラリウム • Instagram photos and videos)
これは素敵だ!ついでにもやたすのアクリルスタンドも一緒に飾りたい!
作るしかない。メインになる苔はその辺から剥ぎ取ればタダで手に入りそうだし。
目次
というわけで必要なものを揃えに100円ショップへ。ちなみに一番好きな100円ショップはSeriaです。
準備編
買ったもの
・ガラス容器+ミニすのこ(100円+100円+税)
主役となる苔を入れる容器と、それを乗せる台座です。
台座は別になくてもよかったけど、なんかいい感じだったので購入しました。
・ヒトデ×4(100円+税)
別になくてもよかったけど、なんかいい感じだっ以下略
・腐葉土(2ℓ)(100円+税)
普通の腐葉土。はじめは土もそのへんから苔ごと持ってくるつもりだったけど、虫とかが大量に居ついてそうだったので後から近所の店でクリーンな(?)土を購入しました。
・靴の乾燥剤(100円+税)
苔テラリウムを紹介しているサイトに、吸水・脱臭効果のある炭とゼオライトを土に混ぜると良いと書いてありました。両方含まれてるし生石灰まで付いてお得じゃーんと軽いノリで買いました。
仮に使わなくても本来の用途で使えばいいし。
・シャベル(100円+税)
苔の採取や土いじり用に購入。一緒に写っているのはその辺で拾って洗った石です。
拾ったもの
・小石
上でシャベルと一緒に写っている石です。底に並べます。
・苔
近所に生えていた苔です。都心部だと探すのがちょっと大変かも。
しかし調べたら写真のやつはどうやら苔ではないようでした。コゴメマンネングサ(小米万年草)と言って、切った葉からでも根が生えるタフなやつらしいです。
バラっぽい葉が可愛いし育てるのが楽そうなのでそのまま採用。
もう1種類、ギンゴケというのも採ってきたのですが写真を撮り忘れました。
恐らく日本一ポピュラーな苔です。ブロック塀と道路の隙間とかにこんもりと生えています。
制作編
必要なものはそろったのでいよいよ制作開始です。
土台づくり
なにごとも土台は肝心。生育を良くしたりカビが生えるのを防ぐため、底には大きめの石を敷いて通気性を確保します。
ガランゴロンと。石は事前に洗っておきます。
湿気がこもらないように、靴の乾燥剤の中身を少しここにも撒いておきます。
土づくり
いま作った土台と苔の間に敷く土を作ります。
腐葉土に炭入り乾燥剤を混ぜ混ぜします。
しかしこの乾燥剤には生石灰(CaO)も含まれているのですが、これは水に溶けるとアルカリ性になります。苔は酸性の方を好むらしいので、中和するため酢を入れましょう。(?)
この時の自分が何を考えていたのかよくわかりませんが、多分小さじ2杯くらい入れたと思います。
ちなみにこの後、当然ですが酢の水分に反応した石灰がめちゃめちゃ熱くなりました。
CaO+H2O→Ca(OH)2
紐のついた駅弁を温めるアレと同じ反応です。
良い子のみんなは乾燥剤の中身に直接に水をかけないでね!
いよいよ配置
土から生暖かさがなかなか消えませんが、無視して作業を進めます。
小石の土台の上にまんべんなく土を敷き、シャベルでいい感じに平らにします。
と、ここまできて苔の下準備をしてなかったことに気付いたので、土はこのまま冷ましておきます。
苔の下準備ですが、ついてきた土ごと使うわけにもいかないので水道水で余計な土を洗い流します。
洗った後↓
(またしてもギンゴケ撮り忘れ)
試しに置いてみた。いい感じです。
コゴメマンネングサを上半分に配置します。
余っていた小石とヒトデも投入。いい感じいい感じ。
下半分のスペースにギンゴケを敷きます。(暗くてごめんなさい)
ついでに小石追加投入。
新しい土に馴染むように、爪楊枝で刺してみたりシャベルの柄で押したりしました。
そして最後に2種類の苔の間にもやたすに立ってもらって…
完成!
制作を終えて
ヒトデの青色がいい感じに映えていて結構お気に入りです。必須ではないけど買っておいてよかったと思います。
というかヒトデ込みでも600円+税しかかかっていません。
同じヒトデが3つ余っているので欲しい人いたらあげます。腐葉土も95%以上余ったので欲しい人いたらあげます。
苔だけだから維持にも手間はほとんどかかりません。そこら中で健気に生きている種たちですし。
ちょくちょく霧吹きで水やりをしてあげます。少しずつなので絵は出ません。
どんなジャンルであっても、自分で手間をかけて制作したものには愛着が湧きますね。
部屋の中でも目に留まりやすいところに飾りたくなります。
また、次はもっといいものを作りたいという気持ちも完成させてすぐに出てきました。
ガーデニングが沼と呼ばれる所以が少しだけわかった気がします。庭レベルでこれをやるのは大変そう。
この記事を読んでちょっとでも苔テラリウムに興味の湧いた方はチャレンジしてみてはどうでしょうか。採取するための苔探しも含めて楽しいよ。
以上、好きな色は青と緑のmoya4でした。
参考:苔ログさん(100均グッズでOK!おしゃれな苔テラリウムの作り方♪ | 苔ログ)